あめりかむら

新潮2月号に掲載された、石田千さんの
短編小説

「あめりかむら」

が、第145回芥川賞候補に選ばれました。

エッセイのお仕事が多い中で、
処女作の「大踏切書店のこと」以来の
小説は、気持ちを素直に表現された作品。
文中、石田さんらしい、古びた呑み屋が
出て来たり。
どこか人間臭さのあるしっかりとした
作品です。

14日の夕方から選考会。
石田さんファンとしては、受賞してほしい
反面、これで色々忙しいくなって遠い
存在になるのは嫌だなと思ってしまう
気持ちもあったり...。
でも、やっぱりいい作品なので、取って
欲しい!!

さて、
今回の作品を含む、石田さんの初の小説集

「あめりかむら」

が、8月29日に新潮社から発売が決まり
ました!!
初の小説集って事は、石田さんの処女作
「大踏切書店のこと」も収録か!?

また、8月6日には、神保町の東京堂書店
石田千さん×浅生ハルミンさんの
トークショー
「夏の対談」が開催されるます!!
今年は師弟対談は無いのですかね?

(以下、東京堂書店ブログより、引用)
公私とも仲のいいふたりが語る本の
はなし、町のはなし。
ともに参加し、一年前に惜しまれなら
幕を閉じた「彷書月刊」、
田村編集長のはなし。夏の午後、
ゆるゆると極上の時間をお楽しみください。
※対談中の写真撮影、録音、対談の許可
なき採録はお断り申し上げます。

開催日時
8月6日(土)15:00〜17:00(開場14:45)
開催場所 神田神保町店6階
参加方法 参加費500円(要予約)
電話または、メール(tokyodosyoten@nifty.com)にて、
件名「石田さん浅生さんイベント希望」
お名前・電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。
イベント当日と前日は、お電話にて
お問合せください。
電話 03−3291−5181
(引用終わり)

また、以前雑誌「旅」7月号の銭湯巡り
特集の取材こぼれ話が現在、Webサイト
にて、掲載されています。
取材時は丁度震災直後だったそうです。
http://www.shinchosha.co.jp/tabi/tabinabi/129.html
雑誌に掲載されなかった、石田さん
行きつけのお店情報なども載ってますよ。

いま、私は石田さんの新刊

「みなも」

を大事に少しづつ読んでいます。

特にお祖母様の事を書かれた「しずく」は
母を亡くした私には胸がぐっと詰まり、
読み飛ばしてしまいました。
いつか、この話が読めるように慣れれば
いいな。