冬の朝

最近、朝が早い。
元々眠れない体質で、それが、悪さを
して、体調を崩して休職したのだが、
今年に入ってからは、朝方4時過ぎには
目がぱちりと開く。
眠れなくても、眠れても目が覚める。
朝4時はまだ外は暗い闇の中。

そうすると、朝が長い。
早く朝食を食べるとお腹が空くのが
早くなる。
なので、適度な時間まで、ラジオをかけ
ながら、家にある本を読む。
ラジオは大体NHKラジオ。
いまは、石田千さんの本を読んでいる。
本好きの友達に貸すので、選ぶ為。
いまのところ候補は「月と菓子パン」と
「部屋にて」
いまは、「部屋にて」を読んでいる。

昨日は夕方から熱を出す。身体がだるい。
気のせいとお風呂に入ったが、だるさは
取れず、ただぐったり眠った。それでも
4時には目が覚める。

今朝は腫れぼったい顔をしながら、6時
過ぎに少しのご飯でおじやを作る。
格子模様のひざ掛けに包まれながら
熱々のおじやを黙々と食べる。
梅干しの酸っぱさが、五臓六腑に染み
込む。
食べ終わる頃空が少しづつ明るくなる。