三島由紀夫
若松孝二監督の次回作
「三島由紀夫」
公式ブログによりますと、この作品で、
三島由紀夫役にARATAさんが決まったそうです。
私は、三島文学の作品を読んだことが無いの
ですが、三島由紀夫さんの話はよく両親から
聴いてました。
私の亡くなった父親は「彫錦」という刺青の彫師を
しておりました。
父は、ネガティブな刺青文化を一掃させ、芸術的
魅力を世に送りたいと奔走した一人です。
そんな父にある日三島由紀夫さんから電話が
あったそうです。
「１０日後に旅に出かけなくてはいけないので、
牡丹と唐獅子を彫って貰えないか」
父は１０日という短時間では刺青を彫れないので、
それは出来ないとお断りしたそうです。
父がのちに話してたのですが、１０日で彫れたと
しても状態はあまり良くなく見栄えも綺麗じゃないので
そんな状態のまま大事なところに出て欲しくないと
思い断ったとも言ってました。
その「旅」というのがのちの「三島事件」の事
でした。
