土曜お出掛け劇場【2】 鈴本演芸場再び

銀座から銀座線で上野広小路へ移動。
鈴本演芸場1月の下席夜の部 三遊亭
歌奴さんの主任公演最終日でございます。

前回同様、歌奴さんに事前にお願いして
受付で下足札(入場券)を頂く。

入り口で昼の部のお客さんが出てくる時に
打たれるはね太鼓を前回もいらした前座さんが
叩かれてました。好みのタイプなのでぱしゃり
と写真を撮っとく。

入場して、この日も一番前をキープ。しかも
中央の列。これにはわけがあります。
先日入会した歌奴さんの後援会から届いた会員証
(手ぬぐい)。
同封の案内によると<会員証でさりげなく歌奴
ファンをアピール>というような事が書いてあっ
たのでどうせならと、一番前で膝に掛けてみる。

席に付き、この日の番組表をみてびっくり。
仲入り前の落語が三遊亭歌武蔵さんから
林家正蔵さんになってます!!

正蔵さんっていったら元こぶ平さん。私が小さい
頃からテレビでみてた人。二木ゴルフの人。弟と
仲が悪い人・・・など色々思いだされるお方です。
この日の演目は
しじみ売り」
ほろっと泣かせる噺でした。

また、最初の方で出演された歌奴さんの姉弟子、
三遊亭 歌る多さんの
「片棒」
めちゃくちゃ面白かったです。

最後には弟弟子の歌奴さんの主任最終日を祝って
会場の皆と一緒に三本締めをしたり。
会場がほのぼのと湧きました。

そして、大トリ歌奴さん最終日は
「寝床」
下手な義太夫を披露したい大家の旦那がお酒や
ごちそうを用意して長屋の連中を誘うが、皆は
下手義太夫を聴きたくないので色々言い訳して
くる。
旦那は誰か聞いてくれないかとあたりを見回し、
聞いてくれないとわかると子供のように拗ねる
その姿を演じる歌奴さんのしぐさに会場中が
爆笑でした。
初めて聞く噺でしたが、最初から最後までげら
げら笑いどうしでした。
まさに笑い納めで終わった最終日でした。

歌奴さん10日間の主任お疲れさまでした!!