師弟対談クワトロを聞きにいく

日曜日から熱を出してます。
朝、職場に電話してから、いまさっきまで死んだように
飲まず食わずで寝てました。
人間は、体が弱るといつまでも寝る習性の生き物なのだと
改めて思いました。
熱はあいかわらずですが、なんとか食欲が出てきて起き上が
ってきました。
いまお弁当で作った鶏肉のトマト煮を食べてます。

土曜日、神保町の東京堂書店で行われた作家の石田千さんと
嵐山光三郎さんのトークショー

<師弟対談クワトロ>
を聞きに行ってきました。
下駄をはいて薄水色のアロハシャツに白いジャケットとズボンの嵐山さんと
グレーのシャツとグレーと紺色の縞のパンツに黒の袖口の広い
(ジュディーオングのような)ワンピースを着た石田さん登場。

石田千さんは、作家になる前に嵐山さんの事務所で17年ほど
助手をされていました。
嵐山さんは石田さんを、慣れ親しんだ千絵ちゃん(石田さんの本名)と
終始呼んで話を繰り広げます。

石田さんちの猫の話ではじまり、遺伝子の話や鈴木さん・佐藤さんは
いい人が、加藤さんはいい人も憎たらしい人もいるという苗字の話
など、嵐山さんがマシンガンのように話す中、ゆったりと石田さんが
返事を返している感じでした。

石田さんのお見合い話の時、石田さんのお兄様が先週結婚されたそうで、
石田さんは一回り年下の義理の姉ができましたとおっしゃられてました。
お兄様がたしか石田さんと5歳違いだったとおもわれるので、御嫁さんは
17歳年下・・・お兄様やるな〜。
お見合い話は、ロケットを作る人やお医者さん、大阪の地主の息子さんなど
いろんな方を紹介されたそうです。

その後も、人生の転換についての話で盛り上がり、1時間半の対談は
おわりました。

終了後、サイン会が行われた。
石田さんの本で甘いものは苦手だが、鳩サブレは食べられるという
記事を読んだような記憶があったので、鳩サブレを差し入れさせて
頂く。
お返しに、当日アロハシャツを着てきた方への特典のミニ色紙を頂く。

石田さんに会うと心を洗われるような癒される時間を過ごせます。
師弟対談はほぼ毎年行われます。

今回の石田さんの新刊「きんぴらふねふね」は食をテーマにしたエッセイで
贅沢な食べ物はそんなに出てきません。日常の中で食べられる家庭料理などが
いろんな視点で描かれています。
いろんな雑誌や新聞紙上で書評が書かれているので、もっと売れて欲しい1冊です。