映画「砂の影」初日舞台挨拶。

ちらし

2月最初の土曜日夜は、待ち望んでましたメインイベント!
映画「砂の影
の、初日上映にいってまいりました。

初日ということで、甲斐田監督、江口のり子さん、
米村亮太郎さん、光石研さんの舞台挨拶が
ありました。
会場は米村さんのファンと思われる方が沢山
いました。
若干淡い期待をもって行ったのですが、残念
ながら私の(←オイ!)ARATAくんは上海にまだ
いるそうで、文面でのコメントでした。
コメントもやはり彼らしく繊細に書かれてました。

全体的に舞台挨拶は江口のり子さんの言葉が
印象的でした。
※かいつまんで書いてます。
「8ミリと意識せず普通に観てください」
「8ミリで撮影していく内に8ミリの音が気にならなく
なっていた。別の撮影でフィルムを回す音がしないと
『あれ?』って思うくらいだった」

8ミリフィルムで撮影するとカタカタとフィルムを回す音が
入ってしまうそうで、役者さんは、一度映像用に演技を撮影し、
今度は音声用にもう一度同じ演技をしたそうです。
動くアテレコみたいな感じ。

8ミリの映像はざらついた中にもやわらかく全体を写している
感じで味わいがありました。
出てくる人々のちょっとした表情が素敵です。



っで、
ネタバレになるのであまり書きませんが、印象的なシーンは
予告編にもちらっと出てくる、給湯室で髪を濯ぐユキエを
そっと覗いている鏡越しの真島のシーンと真島の自転車くる
くるシーン。この真島(ARATAくん)が可愛かったです。
後になって色々考えられるシーンは、ユキエが抱きついてきた時の
真島の手です。ユキエを抱きしめるわけでもなく、ユキエが自分の事を
真正面から受け入れてくれたといううれしさもありつつ、現実に慣れていない
戸惑いのような感じがする手の演技です。



舞台挨拶の話に戻りますが、光石研さんが
「この映画は1回2回と回を重ねるたびに発見がある」
というような事を言われてたのですが、本当に1回で満足する
作品ではないなと思いました。
また、
砂の影
という作品は、映画館の大きなスクリーンでこそ味わえる作品です。

【おまけ】
砂の影」の前売りを買いに行った時にユーロスペース
売店で見つけた、かりんとう。パンフレットと一緒に買ってみました。
食べるの楽しみ〜♪

【おまけ2】
ロビーに雑誌「ぴあ」のスタッフさんが「砂の影」について
アンケート調査をされてました。
私も回答し、最後に顔写真を撮りまして、記念品で
「ぴあ」のポストカードを貰いました。
ちなみにアンケート受けた人全員が掲載されるわけでは
ないそうです。
掲載は今度の木曜発売号!載らない事を祈る・・・(汗)